コソコソと話が止んだ瞬間、
「大丈夫、私が守りますから」
みひろんの、そう強く誓うような声が聞こえてきた。
扉の目の前に立って、開けようか開けまいか迷いながら話を聞いている。
そのうちふっという翔也くんの笑う声がして、
「ありがとう。本当は、俺が守りたかったんだけど、仕方ないな…」
諦めるように沈んだ声に、思わず扉を開けた。
ガッと大きな音がして、みひろんと翔也くんが驚いてこちらを見た。
だけどその視線を気にせず、じぃっと翔也くんを見つめた。
「い、今のって、どういうこと…?」
自分自身、何に対して質問をしているのか分からないけれど問いかける。
なんだかとても嫌な予感がして、だけど私を守ると言ってくれたことが嬉しくて。
2人が私を守ろうとしていることに、目頭が熱くなるのを感じる。
それはさておき、翔也くんに答えを迫るようにしてじっと見つめた。


