たすけて、みひろん!




それから適当なものを選びながら私の顔に塗っていく。

ファンデーションなどの化粧下地くらいなら分かるんだけどそれ以外はよく分からない。

そんなことを考えているうちに、手際よく塗っていった。

たまに、目をつむってとか開けてといった指示もしてきた。

それに従いながらみひろんに任せているうちに、みひろんが満足げに笑いながら「よしっ」と呟いた。

それに合わせて首を傾げてみる。

何がよしなのと言いたげに首を傾げると、みひろんは部屋のドレッサーの鏡の前に私を連れて行った。

鏡の中の私と目を合わせる。

驚きに瞳を揺らしたのは、私よりも遥かに明るい雰囲気をまとう人で。

「化粧するだけで全然違うでしょ」

自慢げに言ったみひろんに大きく頷いた。


スッピンとはまた全然違う。