家についたらお母さんに軽く紹介してから部屋に行く。
みひろんは、散らかることなくある程度整頓された部屋に感心していた。
妹とは違う部屋のため、極端に部屋が散らかることはない。
だから一応いつ誰が来ても大丈夫である。
今日みたいにいきなり家に行きたいと言われても、ある程度は大丈夫。
それから、みひろんに言われて化粧品を取り出す。
引き出しの中にしまわれたたくさんの形見を1つ1つ並べていく。
未だに何に使うのか分からなかったり、それぞれの違いが分からないものもある。
それらを気にせず並べると、みひろんがあれこれと分け始めた。
「んー、とりあえず説明は後にして、床か椅子に座ってて」
そう言われてそのまま床に座っていると、私の向きを変えて自分の隣に化粧品を並べる。


