__________ _______ _____ 一通り話したら、 なんだか気持ちが軽くなったような気がして。 「ふう…ありがとう聞いてくれて。なんかちょっとスッキリした」 間宮くんは黙ったままだったけど、 そろそろ戻らなきゃと立ち上がる。 「ごめんね、急に変な話しちゃって。」 ぺこっ、とお辞儀をして教室へ向かおうと思って 歩き出そうとしたら 「無理すんなよ」 って、昨日声をかけてくれたときと同じ、 ちょっとぶっきらぼうだけど優しい声が私の足を止めた。