ひなた と ひかり






それから眠たい入学式がおわって、今日の授業はおわりだ。



入学式があまりに眠かった私は、帰りのSHRが始まるまでみんながおしゃべりに使っている時間を机に突っ伏し居眠りに費やした。






「起立。気をつけ、さようなら」
「「さようなら」」






仮の号令係であろう、出席番号一番の男の子の号令を合図にみんながバラバラと頭を下げる。



私も適当に頭を下げ、かけてあるバッグを手に取り歩美の方を見た。


歩美はクラスの男子ともう仲良くなったのか、なにか楽しげに話していた。





いつも歩美の部活がない日は一緒に帰る私たち。そして今日はその日。



話を遮るのも悪いから、カバンを肩にかけ、廊下で歩美の姿を待った。