「しおん、早く助けて~!」
「まりあ‼」
私もいたたまれなくなって叫んだら、やっとしおんとりおんに合流できた。
は、いいもののこの姿で。
「な、なんか着る服貸しなさいよ~!早く助けて~」
恥ずかしいのを承知の上で皆に助けを求める。
二人とも、タウイも硬直している。
「お、おい……なんなんだよ、この状況……」
「み、見てないっ。見てないから、こ、れきて!」
「りおん、ありがとう……」
恥ずかしすぎてもう死にそう。
穴があったら入りたい……。
再び戦闘モードに入ると、三人とも真剣な眼差しになるなか、私はもうだめかもしれない。
立ち直れない……。
しくしく……。
「おい、タウイか。ずいぶんまた姿が変わったもんだなお偉いさんよ」
「ふん。しおんにりおんか、今は我が王と化してるのだ。お主らには用はない。用があるのはその女よ」
「うおっ……!?」
「うわぁっ……‼」
見えない風が、二人とも飛ばして木に打撲する。
「しおんっ、りおんっ!?」
急いで二人のもとに駆け寄ると、二人とも口から血を出していた。
しおんは、それを拭う。


