伝えたい言葉がある。


「え、な、なにもしてない、ですよ?」

「言い訳、無用っっ‼」

「きゃぁぁぁ‼」

追いかけてくるのでひたすら逃げる。
頭のなかには、魔法が使えるかどうかは分からなかったけど一か八か、唱えた。

外に続く扉よ開いて、お願いっっ‼

「き、きゃぁぁぁ‼」

扉が目の前じゃなくて、地面だったのは計算外。
落下して、タウイはその後を追う。


私が落下した場所、足のつく小さな池で想像通り水浸しだ。

「ひゃっ…………いった~~……」

そこはどうやら屋敷の外らへんで、タウイも私と同じ場所に到着する。

「逃げても無駄…………」

あれ?
タウイ、仕掛けてこない?なんで……。

なにやらじっと私を見てるから、私は自分の格好をみた。

うそっ……!?

「ひゃ、やだっ!みないでよ!えっち!」

「え、えっち?なんだそれは……」

向こうも、困惑してる様子で私達はこの状況をどうすればいいか困っていた。

どうしよう……恥ずかしくて立ち上がれない……。
情けない……。
しおん、どうにかして……。

「……おいブス!アホ面どこにいやがる!?返事しろ!近くにいるんだろ~!まりあ!」

しおん!
間違いないしおんの声だ‼

「っち。援護がいたか……おい女こっちに――……」

私がこの格好のこと忘れてたみたいで、腕を掴まれると硬直した。

「や、やだっ……」