「教えてほしけりゃメシよこせっつってんだよ、くそ女‼」
「はぁぁぁ!?」
だれがくそ女ですってぇ!?
なにこのガキちょっとムカツク!
言葉と同時に少年のお腹が大きな音をたてて鳴った。
「ほら、さっさとしろ下僕1号」
「私がいつあんたの下僕になったのよ!」
「今すぐ持ってこい」
うぐ、はいはい…。
確かにお腹が鳴るほどお腹減ってるみたいだしなにも出さないような冷たい女じゃないけど、
迫力負けしてしまった。
どうもこのこの目は、眼力がありすぎる。
「そ、そこでおとなしくしててよね!でてきたらだめだから!」
「逃げんなよ下僕」
だれが下僕よ‼


