伝えたい言葉がある。


はぁ……。

「なんで掃除と料理ができるのに、そんなとこは鈍感なのよ……」

「別に魔界じゃ普通だろ。それに全部ラウロスが片付けてくれるしな」

結局食べる時間は夕方になってしまった。
今さっきと比べるとまともに外で食べれるぐらいにはなった、はず。

「まぁ、いつも生にくだからね……もぐもぐ。ラウロフが……ごくん。人間食にしてくれたけど食べ方が普段こんなんだし……まりあちゃん引いちゃった、よね?」

なま、にく……。

「そ、そうなんだぁ……悪魔だし、それが普通……」

うんうん、きっとそうだ。
あれだ、うん、あれだあれ。

ラウロスは丁寧に口をティッシュで拭き取り、お箸をテーブルに置く。

ラウロスはは、テーブルを叩いた。

「……りおんさん。いいですか?あなたもしおんさんと同じように魔界に立ち入ることを封鎖すると言われてるんですよ!?」

「え、別にいいよー。こっちのほうが退屈しないし」

ラウロスの表情に亀裂がはしる。
りおんはご馳走さまのポーズをとり、椅子から立ち上がった。

「それにまりあちゃんといるのも楽しいしね!」

……なんか、複雑。

しおんが不意に立ち上がって面白くなさそうにむすっとしながらラウロスの頭を軽く叩いた。

「いたっ!?なんですか!僕なにも悪いこと言ってないですよ!?っいた!なんで!?」

「あははー。しおん面白ーい」

……なんなんだ一体。