い、痛そう……。
「大丈夫?」
「ああ……」
よくよく考えて、今までは直ぐに元に戻っていたリオンの体が元に戻っていない。
それは、なにかを表してるのか私には分からなかった。
「……ねぇ、シオン。私が念じたらシオンも元に戻るのかな?」
「あ?ああ……そうなんじゃねぇの?お前には俺達を操ることもできるからな」
へぇ……そっか……。
にんまりと笑うとしおんの顔が墓穴を掘ったとでもいうように「お前……」と苦笑いする。
うーん、何がいいかな。元に戻すのは出来るとはおもうけど……。
あ、あれだ!
女の子になれ!!
「うおっ……!?」
みるみるうちに身長は縮み、胸も膨らんで女らしい可愛いこになった。
「きゃ――――!!可愛い!!写真!!」
「お前な……」
わなわなと震えているのは気にせず、パシャパシャと写真をとりまくった。
あとの夏休みはすべて、女の子のしおんと一緒にスイーツを食べに行ったりショッピングにいったり、
私は楽しかったけど、
しおんは一刻も早く‘こいつから逃れたい……’と思ってるみたいだった――……。


