「うるさいな!いつもはお前が使えないくせに偉そうにするんじゃないしおん!」
「へーへー、そりゃあ悪ぅござんした、よっ!!」
一人の敵が私のもとへ走ってきて――……。
「リオン!狙いはそいつだ!そいつを守れ!!」
「ったく!厄介者め!!」
素早くリオンが剣を剣で防いだ。
だが、防げただけでりおんの剣がは弾き飛ばされてしまった。
「っやば―――……!!」
敵の剣がりおんへと振るわれる瞬間、私は目を塞いだ――……。
だめっっ!!!!
その瞬間、ぶわっと何かの力が発揮されたのが私でもわかった。
あ、あれ……?
いま、なにか……。
敵は見事に吹き飛ばされ、りおんも「いま、なにが……」と戸惑っているなか、しおんが見つからない。
「あれ、シオン?シオンー!?どこ?!」
「てめー…………」
瓦礫の下に、下敷きとなっていたしおんはいつものようにピリピリしていて元気だ。
よかった……。
う、うしろっ!!


