あいつら、許さない!
わなわなと怒りを震えたたせる。
訳のわからないとことだけ、二人で話して解決だなんて、こっちの身になってほしい。
「しおん……あいつ帰ってきたらげろまずカレー食わせてやる……」
臭みの入った黒色の物体に、どろどろになるまで煮込んだバナナを入れて仕上げに納豆の入ったカレーを思い浮かべる。
ふふふふ……みてなさいよ……。
臭みのもとのくさやをいれるために、再度スーパーへと向かった―――。
長い時間話していたのもあって辺りは薄暗い。
この辺は夜は人通りが少ないため余計に恐怖を煽る。
うう……やっぱやめといたほうがよかったかな……。
ワンワンッッワンワンッッ‼‼
「ひッ!?なんだ……びっくりした……」
歩いていくと外灯が一つ向こう側にポツンと立っているのが、チカチカとついたり消えたり。
えー……そんな演出いらないって……。
「もう帰ろうかな……」
ふときがつくと後ろから足音がついてきてる気がしてはや歩きに歩く。
うそー……そんなばかな……。
やっぱりもう一つ後ろから足音が聞こえる。
心臓が耳元でうるさく響く。
足音が私の方に向かって走ってきた――。
ダダダダッッ―――……!!!
助けて――っ……シオン……っ!
次の瞬間、どこからか舞い降りてきた全身黒の男が、短剣でナイフを防ぐ。
ガキイイイイ―――ンッッ‼‼
「ったく、背中隙だらけだぜ、お前はよっ!!」
「し、おんなの?でも、その姿――」
私よりも背の高い男の人だ。
初めの頃にみた、しおんの本当の姿。
「ひ、ひいいっ!化物っっ」


