「ひぇっ!はいよ!?」
自分で言ってて恥ずかしくなった。
はいよってなんだ。ひえって……。
しおんは座って悩みだす。
「そしたらなんだ?こいつがもしかしたら今何らかの方法で王の力を持っていて、殺せば―――……」
「王が手下に殺したやつを探させて捕まえられたらただ事じゃないね……」
二人ともそんなに考え込むほど匂ってたってことなの~……あ、もう私駄目だ……。
「じゃあどおすりゃいいんだ!なにかさくはないのか!?見つかったら殺される、こいつを殺しても殺される!最終的に助かる方法はないのか!?」
「あ、待って。僕煎餅持ってくるから」
そういってりおんは下へ降りていった。
ちらっとしおんを見る。
……いつも子供だと思ってたけど、本当は大きな男性なんだよね……。
改めて意識すると、しおんの幼い顔も悪くはない。
真剣な表情にじっとみてしまう。
「ん?なんだ?」
「いや……しおんって男性だったんだったなと……」
「おい……お前は今まで何だと思ってたんだ?俺は幼子になんかなりたくないんだっつーの!さっさと戻す方法分かりゃ戻しやがれ!ったく」
口を開けば悪態つくとこは、しおんらしいとも思ってしまう。


