「ところでさ……ずっと不思議だったんだけどこっちにきたらなぜかこんな小さな体になってるんだけど、しおん知らない?」
「あー。こいつのせいだな」
「……やっぱり?」
……やっぱりって、なによ。やっぱりって。
二人してまじまじと私を物色している。
見られているところが何だか固くなってしまう。
「お前、王の隠し子かなにかか?」
「はぁ!?」
どうしたらそんなことになるのよしおん‼
ふざけんな~!!
りおんの前だ。
わなわなとなる怒りを沈めて正常を装った。
「そ、んなわけないでしょ?私は立川家の一人娘なのよ?」
「だけどなー……」
「うーん、だけどねー……」
なんなのよさっきから!
二人して私をからかってるの!?
りおんは私の回りをぐるっとまわってすんすんと匂いを嗅ぐ。
「えっ……なに……?」
「匂いますよ」
ガビーン。
わ、私匂ってるの!?うそっ‼
泣きたい……。
「はじめっから匂ってたしな。なにか最近王の様子が変なのと関係してるのか?」
えええ……もう再起不可能になりそう……。
「あの、ちゃんときいてますか?」


