「は、はいは~い!でたあとは綺麗にしましょうね~!」
ふきふきと吹いていたらボカッと殴られた。
しおんはグーのまま拳をふるふるさせている。
「お前は……絶対許さねぇ!この怨みは100年まで祟ってやるからな‼」
顔を赤くさせて走って逃げていった。
あ、行っちゃった……。
100年はちょっと困るな……。
「うーん、さて。まぁあいつはほっとくとして……何か買い物にでも行ってきますか」
今日は日曜日でどこも人が多い。
再び部屋に戻ると毛布にくるまってぐすぐす泣いているしおんを発見した。
あ、あれ。
結構重症かも……。
「あ、あの~……しおんさ~ん……?」
反応なし。
これはいかん。
「あ、悪かったって。今度からトイレは自分で行ってね~?」
反応なし。まだぐずり中……。
「…………ま、いいわ。私買いもんに行ってくるから~。留守番宜しくね~!わっ」
振り向いたとき、しおんが毛布からでてきていた。しかめっ面しながら目を赤く染めていた様子に、驚いたがくすっとわ笑ってしまった。
「お前には……女らしさがない……」
「はいはいごめんなさいよ~」
ここからでようと荷物をまとめて立ち上がると、しおんも布団からそばを離れた。
「?しおんも行くの?」
「外で俺のことしおんと呼ぶなと言っただろ!呼ぶなよ絶対に。それにお前がいくとこに俺がいるのは当たり前だ」
なんだかついていきたいっていってるようにしか聞こえないんですけど。


