伝えたい言葉がある。


「どっかで....見覚えあるような....」

「な、にいってるのよ二人とも...本当に私の事忘れちゃったの...?」

「....二人??」

 布団の中から顔の赤いシオンが出てきた。
 リオンも、前に比べて幼くなったような...。

「...知り合いか?」
「...おっかしいな...なんか思い出せそうだったんだけど...」

 やっぱり、どっちとも覚えてないんだ。
 私の事を....覚えてないんだ........。

「けど...」

 え!?

 急にリオンに手を握られた。

「俺、キミの事が好きみたいだ」

 え、えええ?!えっと、その、リオン?

「あ、えと...」

「.....――...っ...ぅ...」

「っ!シオン!!」

 手を払い、頭を抱え込むシオンに寄り添う。