「ああ、せっかく着物きたんだし僕がふくから。タオルどこ?」
リオンはなんて健気でいい子になったんだろう。お姉ちゃん嬉しいぞっ...。
それに比べてリオンは―――。
「........」
むすっとして背中を向けてる。
何なのよ。
私てっきりシオンが私の事好きなんじゃないかって期待してたのに。
「....はぁ~...」
「...悪かったな」
「ふーん、悪いと思ってるんだ。なら別にいいよ」
「......」
私は、シオンの事嫌いじゃないと思うし
その間にもリオンはせっせとタオルで床を拭いて、綺麗にした。
「終わったから、まりあちゃんお参りに行こっか」
洗濯物まで少し距離があるのに、タオルを投げ捨てるとリオンの両手には何もなくなった。
え、何その笑顔。


