伝えたい言葉がある。


「うん!.....その、お母さん」

「っ!なに?」

「.....いってきます!」

「うん。行ってらっしゃい!]

 タウイと一緒に走り出す。

 なにくよくよしてたんだろ。
 私は私、お母さんはお母さん!それ以外なんでもないんだから!

「タウイ!!ありがとう!私、逃げないからっ!!」

「ああ、まりあ殿はそれでこそいい女だ」

 ま、前が....。

 走りながらでもくしゃくしゃと頭を撫でる。
 タウイの気持ちが嬉しくて、怒る気にもならなかった。

「ふふっ...タウイも飛べるーー!?」

「もちろんだ!!」

「わっっ?!?!」

 私と一緒に空に飛び立つタウイを見つめて、辺りを徹底的に探し出す。