伝えたい言葉がある。


「....死んでしまった。その妹さんも、家族も全員殺させたと聞いたわ。私が関係を持ってしまったばっかりに、行き場がない私には、赤ん坊が成長したら、王の子だって、バレてしまう。だから、私は――」

「あーあー、もういい。ききたくねぇ」

 シオン...。

 シオンは喫茶店から飛び出して行ってしまった。

「...シオン、リオン本当にごめんなさい。あなた達を捨てた代わりに、私は行き場をさがして人間界に降りてきた。そんなときあなたにっ..出会っ、たの、まりあ」

 お、かあ、さん....。

 ダンッッ――――。

 え、リオン??

「話は終わりました。僕も帰ります」

「ちょ、リオンッ――」

 残されたのは私とタウイとリオ、お母さんだけ。