伝えたい言葉がある。


「う....そ...そんな....だってお腹には――」

「悪い.....ごめん、ごめんっっ!!」

「あっ!」

 
 そして、話を喫茶店に戻す。
 シオンとリオンはもはや目を伏せて聞いていた。

「ほう....まさしく悲劇だな」

「タウイは黙って」

「ああ?特にうるさく言ってないだろう。リオン殿は実に冷静だな」

「...僕が冷静だって?」

 あんたたちが十分うるさいわよ。
 
「あなた達のお父さんの祖母が、そんな人だったからこそ、あんな悲しいことが怒ってしまった」

「...あの、ちなみにどうなったんですか?その、妻さんは...」