伝えたい言葉がある。


 唯一家族の中で親しかった祖母のユイ子おばあちゃん。祖父は、人間のおばあちゃんと仲を持って、今の私がいる。

 そう、私は半妖のようなもの。

 それより、魔王様?

「っ!!?ご、ご無礼をお許しください魔王様っ!!」

 すぐに土下座して後ろに下がろうとした。
 けど、帰って来たのは「ああ、いいよ大丈夫。そのこ気にいったから」との答え。

 頭を下げていた祖母も「ですが...」と反論してもすぐに「いいからお前も顔を上げ」とのこと。

 ....魔王、様になんてことを...。

「ほら、リオも。顔を上げて」

「あ、上げられません!わ、私はなんて無礼なことをっ―――」

「大丈夫だから」

 優しく肩に手を乗せられて、ゆっくりと顔を上げる。