『そのへんにしといてあげて~。リオは悪いことなんてしてないんだから。むしろ誇るべきだよ。悪魔が皆誰かを殺すなんてないんだから』
「ありがとう」
鹿はいつだって優しく包み込んでくれる。
『けどリオにもまだやれることあるんじゃないの?そうやって甘えてばかりじゃ駄目よ!』
イタチのような生き物は囁く。
そうよね....。
私もなにかしなくちゃ...。
「うん、頑張って探してみる。ありがとうみんな」
ふと、カラス並みの大きさの鳥が何匹も空を飛んでグアアッと鳴く声が動物たちの耳に反応した。
『なに、この気配...ご、めんなさいねリオ、私そろそろ帰らなきゃ―――』
「えっ――...あ....」
鹿さんは姿をくらませる。


