伝えたい言葉がある。


「なによ~。もしかして照れてるの~?可愛いとこあるじゃない」

「あ?!」

怒っているはずなのに頬は赤い。
今だったらこの威嚇も可愛くみえる。

「ん~?恥ずかしくないんでしょ~?」

なんだか楽しくなってきてしまった。
私は裸を見られてると言うのに。

「ったりまえだ‼」

そう言うと、自分の服を脱いで丸裸となった。

「どうだ‼」


―(いや~ん)効果音―


「え、いやどうだとか言われても……。じゃあそこのドア閉めて?水が漏れるから」

私の言う通りに「……こうか?」とドアを閉めると、目のやり場に困った。

う、うーん……。
普通に、普通に。

「じゃ、前向いて?髪洗ったげる」

なんでも言う通りに従うりおんを見ていると、まるで弟ができたみたいにおもえた。

「髪を洗うのか?」

「は?そうだけど」