伝えたい言葉がある。


「魔王との関係を持って生まれた子が、まさか、こんな形で出会えるとは思ってもみなかった。だって、一発でわかっちゃったんだもの。ごめんなさい、りおん、しおん」

 お母さん...。

 下に俯くと、涙を零す。

「私はっ....いてもたってもいられなくて引き返したけど、そこには、もうあなた達はいなくて....っ....近くの公園で赤ちゃんの泣き声がすると思ったら、

そこに、あなたがいたのよ...........まりあ」


 そんな、ことって...。

 
 私としおんと引き換えに、すがるようにみつけた人間の捨てられていた赤ん坊が、まりあであったと母親は証言する。

 うそ、だ、そんなの....。
 私は、捨てられていたの?

 我慢ならなくて部屋から飛び出した。

「まりあちゃんっ!?」