伝えたい言葉がある。


「そう、あなたたちが、そうなのよ。あの人がいなくなった後、あの人が幽霊となって私に教えてくれたの」

 怒りにみちたしおんの前にりおんが防ぐ。

「ふざけんじゃねぇっ!!お前、俺らが今までどれだけきつい思いしたのかわかってんんのか?!しかもまりあが娘じゃなくて俺らが息子だと?いい加減にしろ!!」

「ごめ、ん...なさ、..ぃ..」

 なんだか、体が動く。
 腕をできるだけ伸ばして、お母さんを、守った。

「し、おん。お願い、責めないで....」

「~~~~っっくそっ!!」

 近くにあったごみ箱を乱暴に蹴った。

 今までの事が、全部、全部ただの家族のマネをしてたに過ぎないけど、

 私にとって、お母さんはお母さんでしかない。