~*rion side*~
あ~あ。
行っちゃった...。
またやったな俺。
頑張れよ。
まりあ
だなんて、シオンみたいなマネ
俺にはできないや。
好き、か。
まりあが、好き。
まさかあんなに自然に言葉にでてくるなんて
思わなかった。
所詮、俺はその程度なのかもな。
まりあといて、一番弱虫なのは俺なんだと
気づかされてしまった。
「...好きだ」
走っていくまりあの背中に呟いても、虚しく空に消えていく言葉。
つかもうとしても、遠い、そんなところまで走っていて届きそうで、届かない。
まっすぐな、まりあが、好きだ。
悪魔と恋仲になっても、人間は早くに死んでしまう。
けど、まりあにはずっと生きていてほしい。
どこかで、笑って暮らしてくれればいい。
その笑顔を、ずっと....。


