屋上に集まるなら食堂で食べるわけにいかないし。
お弁当はいうも持ち歩いてないから。
はぁ……あのひとごみのなか行きたくない……。
購買につくと、やっぱり騒がしい。
売られてるのがごく少量のためいつも争いだ。
「俺焼きそばパン‼」
「おじさんこれお金っ‼」
「おばさん会計っ‼」
これをなぜ皆がこんなに求めてるのかと言うと、お弁当やパンの隅に、テストの答案が小さく3問程度あるからである。
あーあ……。
やっぱコンビニいこうかな……。
後ろで呆然とたっていると、運よくパンが飛んで自分の腕のなかにフィットした。
「え」
なんか、ラッキー……。
一人の男子が勢いよくこっちに来た。
「それ返せ!俺が取ってたんだぞ!」
「え、ちょっ……」
はな、してっ‼
横からひょいっとぱんが無くなったかと思うと、しおんが男を見下してた。
「おい、ふざけんなよてめー……」
「な、なんだよ……!」
しおんの迫力に怖じけずいたのか、その男の子は食堂方面へと行ってしまい、しおんからぱんをもらった。
「ほらよ」
「……あんたいつからいたのよ」
「なんだよ可愛げねー女だな。素直にありがとうでも言っとけよ」


