あれ。
この感じ懐かしいんだけど……。
「やっぱあんたどっか行きなさいよ!」
「嫌だね。なにを言われようと帰る気は、さらさらねぇよ」
廊下をこんな美形たちがぞろぞろ歩いて注目されないはずがなかった。
わかっては……。
わかってはいたけど‼
「タウイく~ん!こっち向いて~‼」
呼ばれて振り向くタウイ。すぐさま悲鳴が。
なんだここは、アイドルの集まりかなにか?
「りおんく~ん!」
今度はりおんが呼ばれて「呼んだ?」とキラースマイル。すぐに悲鳴が相次ぐ。
「ああもうなんなのよ!りおんも笑顔振りまいてんじゃないわよ!」
「え~、だって呼ばれたから……」
見せんもんじゃないのよこっちは!
廊下を歩いているとタウイは、教室が違うみたいでしおんと共にC-1に移動だ。
「じゃ、僕らこっちだからまた後でね!」
私も手を振り返す。
タウイはなにかぶつぶつ言いながら階段を登っていった。
ふぅ、やっと少しましになった。
しおん目的で窓越しに見てる子はちらほらいるけど、特に今のところは接近とかなさそうだし、ホット一息。


