伝えたい言葉がある。


「私達の明日は私達の手の中にある、ねぇ。そんなのあるわけないだろう。明日は明日だ」

「ってお前、王の仕事はどうした‼なぜここにいる‼」

まりあ家のソファの前で、チラシを読んでいるタウイの姿。しおんは相変わらずガミガミとタウイに関して、怒っている様子だが、りおんは至って平然だ。

「まりあちゃん醤油とって」

「あ、はい」

至って普通だ。
いや、普通過ぎて怖い。

なに、なんなのこの環境っ‼

「あれは全てラウロスにさせている。最近面倒でな」

「仕事しろっっ~~‼」

最近では、しおんが突っ込み担当になっているのだが、なかなか面白い。りおんもたまにぶふっと笑っているけどなかなか「笑ってないよ」と言い張るので、なんとも言いがたい。

……平和だ。

「あ、もうそろそろ行かなきゃ……ねぇ、りおん。今度文化祭ってのをやるんだけどしおんたちと一緒に来てね。あ、お金も持ってきてね!食べ物食べ放題だから」

にっこり笑うと、りおんとしおんはすぐさま食いついた。

「おおー!行く行く!」

「食い物ならまかせろ」

タウイは……くるかな?

ちらっとみるとタウイもなんだか、うずうずしてる様子。これはきっと……。

「タウイもきてね!あ、服も色んなの着れるしいろいろ喫茶店とかあるから。楽しみにしてて!10月15日ね!」