でもなぁー…



せっかくこんな朝早く(只今朝の6時)に

起こしに来てあげたんだから…



『瑠璃…、いつも起こしに来てくれてありがとな…。』


『こうちゃん…、気にしないで?
私が好きでやってるんだから…。』


『いや、なんかお礼させて?

ほらこっち向いてーーー』

「 お前まだいたの?
つかその顔やめろ、気色悪りぃ。」



「こうちゃん!!!?

ちょっと、邪魔しないでよ!!!私今こうちゃんとーー」


…はっ、これは本人に言ってもいいのか?


ど、ドン引きされたりしたらどうしよう…!




「へぇ、俺となに?瑠璃チャン?」


「…ひっ」



ジリジリと迫ってくるこうちゃん。

そして絶体絶命な私、相沢 瑠璃 アイザワ ルリ。



あ、自己紹介遅くなってごめんなさい!!




…じゃなくて!!!!



「こ、こうちゃん?

早く学校へ行かなきゃ遅刻するよ?」



近すぎるこうちゃんの顔が恥ずかしくて目をつぶる。



でも、少しだけキスされたり?なんか思ってたり…。




……






ん?