同窓会

さっきの全身が赤い血で染まっていた人……。

あれは多分、D班の飯田君だ。

飯田君は中学のときは柔道部で、同窓会に来たときも体格がよくてすぐにわかったし、間違いないと思う。

その側で叫んでいたのは、中学のとき飯田君の彼女だった、同じくD班の白岡さん。


……そして、ナイフを持っていたのは、B班の沢城君だ。


おそらく、警察チームの人を殺して人数を減らせば、泥棒チームの人達が見つかる可能性が低くなり、罰ゲームの可能性が低くなると考えて行ったことだろう。




今の私に、


『絶対に生き延びてやる』


なんていう考えはもうない。


早く、終わらないかな…。

この地獄を、誰か終わらせてくれないかな……。

と、私は職員室でじっと身を潜めていた。


二十分ほど経つと、ガラッと職員室の扉を開ける音がした。


誰………?


「誰か、いる……?」


その声は、紛れもなく、千穂のものだった。


「ち、ほ……?」

「奏!

よかった、まだ警察に捕まっていなくて!」