同窓会

そう言って、私はすぐに尾崎君の元から離れた。


てっきり、尾崎君はしつこく私を誘ってくるかと思ったが、尾崎君もあっさり私のことを諦めたようだった。



中学時代は、あまり話したことはなかったけれど…。

大人になってこのゲームをさせられている今ならわかる。


尾崎君はきっとみんなが思っているような、いい人なんかじゃない。


自分自身が犠牲にされてしまうまで、少し尾崎君にドキドキしていた自分を殺したい。


「もうすぐ十五分…」



あと五分で警察チームがやってくる。


どこかに身を隠したほうがいいだろうか。




「そういえば…」



放送室には、誰もいなかったと坂本君が言っていた。

放送室で放送している人がいなかったってことは、放送室じゃないところで、黒ジャージの仲間が放送している。


放送室以外で放送をかけられる部屋といえば、思いつくのは職員室くらいしかない。


つまり、職員室に黒ジャージの仲間がいるということだ。