同窓会

もうそろそろ二十分が経った。


鬼が来るまであと十分。



どうしよう。

どこに隠れたらいいんだろう………。



「小林さん?」

背後から、私の名前を呼ぶ声がした。


「…尾崎君!」


振り向くと、そこには尾崎君がいた。



「どうしたの?早く隠れないと」

「小林さんこそ、早く隠れないと………」

「あっ、そうだよね…。

でも、どこに隠れても見つかるような気がして………」

「じゃあさ、俺と一緒に隠れない?」


「えっ?」



尾崎君と一緒に……?


胸が少し高鳴る。