同窓会

クラスメートの半数は、教室から逃げていった。

残りの半数は、私のように、目の前の光景に驚いてしまって、動くことができなかった。



「あ………あああああああああああああ!!!」


“殺さなきゃ、殺される”-…。


そう思ったのか、桃井君は、黒ジャージに渡されたカッターナイフを振り回し、隣にいた田山君のわき腹に突き刺す。


「うわああああああああああああ!!!!」


桃井君は、叫びながら何度も何度も田山君の体をナイフで突き刺す。


「ぐぁあっ!!クソッ、がああああああ!!」


負けじと、田山君は桃井君の太ももに、勢いよくナイフを刺す。



「うぐあっっ!!」


何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も。



ナイフが肉を刺す音と、叫び声が教室に響く。



「いやあ、いやああ………」



ナイフを握ったままの小暮さんは、その場で泣き崩れていた。