同窓会

「殺せっつってんだろうがよ」


ヘリウムガスか何かを使っているはずなのに、ドスのきいた声を放つ黒ジャージ。

そして、ポケットから取り出した折り畳みナイフを黒板にドスッと刺した。


「ひっ…!」


小暮さんと松本さんが小さく悲鳴をあげる。


「…アンタらに殺す気がないんじゃあ、仕方ないよねぇ。

自分がやってやるよ……」



そう言って、黒ジャージは一番近くにいた松本さんを刺した。



「いやああああああああぁぁぁぁぁあぁ!!」



松本さんのお腹から、真っ赤な血が噴水の如く流れる。

その驚くような赤い血が流れていくようすを、私は目が離せなかった。

目を離したら、私まで殺されてしまうような、そんな気がした。




何、これ………。

え、嘘……だよね、これ…。


夢、だよね………?