同窓会

でも、明らかに普通のゲームとは違う…ということはみんななんとなくわかっていた。


パーティーホールでの出来事、そしてこの状況。

普通じゃないのは、間違いない。


まず、私達を眠らせて、ここに連れてくるという時点で、かなり異常だ。



「よくわからないけど、ゲームに参加しろってこと?」


尾崎君の後ろの席の、千穂が言った。


《みんなで協力して、チームプレイしてくださいね!


豪華景品GET目指して、頑張ってください♪》


《まず始めのゲームは……宝探しゲームです!》


《新館のどこかにある、お宝を探してね♪》


《それではゲーム、スタートです!》



プツッ、と放送が終わる音。

なにもかもが理解できなかった私は、ただぼーっとスピーカーを見つめていた。