同窓会

「だから、彼女の復讐を果たすんだ」


そう言って、尾崎君は私の胸にナイフを突きつけた。


私は、呆気なく倒れた。



いじめなんか、しなきゃよかった。

もっと、真面目に勉強して、志望校に入って、良い大学行って、普通に仕事して、彼氏作って…………。



血が流れて、ぬるい水溜りが地面に広がっていき、私の体から熱がなくなっていく。






「俺も、彼女のいじめを止めることができなかった最低野郎だ。

俺も、彼女のために、死ぬんだ……………」


そう言って、尾崎君は千穂と私を刺したそのナイフで、自分の頭を何度も何度も突き刺して、死んだ。



もっともっと、幸せな人生を歩めばよかった。


それなのに、どうしてこうなってしまったのだろう。



後悔しても、もう遅い。



やがて、私の意識は途絶えた。