私達三人は、警察に事のすべてを話すために、近くの交番へ向かっていた。
「交番って、確かここの角を右に曲がったところだったよね?」
千穂が、尾崎君にたずねたときだった。
ポタ、と水の滴る音がした。
「え………」
千穂の背中から血が流れ、千穂はそのまま倒れてしまった。
「尾崎………君?……」
「知ってたんだよ。
俺は、お前と西成が松本いじめ…“罰ゲーム”の原因だってことをな」
「どうして…」
「あのときのクラスマッチの相手チームの奴らから、松本を狙うように言われたって聞いたんだ。
女子は大体、俺のことが好きだからペラペラ喋ってくれたんだ」



