同窓会

「特にあなたのことをいじめていたのは、あの五人じゃないの!

私達なの!私と千穂なのよ!あなたがいじめられるようになった原因は、私達にあるのよ!!

クラスマッチで、相手チームのクラスの子に、“松本っていう子が弱いからその子を狙えばいい”って私と千穂が吹き込んだの!

だから、相手チームがあなたのことを狙って、松本さんを当てたのよ!

まさか、それまで試合は同点で、松本さんが当たったことで負けるなんて思っていなかったから………」


「………も、どうでもいいよ」


松本さんは、自分の席の机の上に座り、ぼんやりと窓の外を眺める。


「お前達にさぁ…………復讐するために、すっごくお金使ったのよ。

磯野都ビルを買い取ったり、中学の校舎に全員を運ぶのと、同窓会に来なかった人を殺すのに、たくさんの人を雇ったり……。

もう、私、借金まみれだし、血まみれなの。


それに、こんな大掛かりな復讐劇、きっとすぐに誰かに見つかってしまう………。


みんなが死んで、私、もう満足なのよ。

心がスッキリして……逆に虚しいのよ。


もう、潮時なのよ、人生を終わらせる…」


そう言って、そのまま松本さんはポケットからナイフを取り出し、自分の首を切った。