同窓会

「俺はっ、中学卒業したあと、普通に近くの奥山高校に入って、東間川大学に入学して、近くの銀行で働いてるよっ。

こ、これでいいか!?」

「じゃあ次は…と、そうだなぁ……西成。

次はお前」


千穂は名前を呼ばれると、ビクッと肩を反応させた。


そして教卓の前に立ち、一回深呼吸をしてから、他のみんなと同じように語りだした。


「私は………私、私は……………。

高校に入ったら、いじめられるようになったの……………」


「えっ?」


千穂の言葉に、私は思わず声を出していた。

千穂が、いじめられていた…!?


「ど、どういうことなの、千穂!?」

「中学のときはよかったよね、奏達と楽しく毎日を過ごせて…………。

だけど、高校には奏達はいなかった。

でも、きっと友達の一人や二人くらい、すぐにできるだろうって、そう思ってた。

予想通り、一ヶ月も経たないうちに友達はできた。