同窓会

さっきのように、いじめられていた頃のできごとを夢に見てしまうほど、かなりのトラウマとなっている。

当時は、手首に刃物をあてがったりもした。

今でも、手首にのこった傷痕を見ては、当時のひどい記憶が嫌なほど鮮明に蘇ってくる。



それでも、生きていれば・・・
生きてさえすれば、何か楽しいことが、前向きなことが起こるとそう思うと、死ねなかった。 


だから、私は今生きている。


いじめから逃れるべく、唯一できる勉強だけは必死で頑張った。


そして、同じ中学の人が誰も受からないような成績が本当に優秀な人しか通れない進学校に見事入学することができた。


高校に入ってからも勉強を頑張って、一流の国立大学に受かった。

大学生のときには、もう別れてしまったけれど、初めての彼氏も出来た。

大学卒業後は、一流の企業に就職。


そんな、完璧な人生を歩んでいた。




だけど、いじめられていたことが、完全に消えるわけではないのだ。