同窓会

「知るか。

これは、命がけのゲームなんだ。


それに、そっちだって元ハンドボール部キャプテンのくせに、西成に強いボール投げてたじゃないか。


ほら、時間稼ぎなんかしないで、そこにボールが落ちてるだろ。

さっさと拾って、ゲームを続けようぜ」


冷たく、皆川君が言い放つ。


「大丈夫?」

「うん、平気………」


長谷山さんに心配されながらも、結城さんはB班の外野へ移動。

落ちたボールは長谷山さんが拾い、外野の甲斐君にパス。

そのボールで甲斐君は竹内君を狙ったが、竹内君はそのボールを見事にキャッチした。


さっきの…お腹を押さえて蹲る結城さんの姿…………。

どこかで、見たことがある気がする…………。


さっきの長谷山さんの強い球といい、蹲る結城さんといい………。

いったい、いつどこで私はそれを見たというのだろう。