混ざらぬ色

彼の中で一番満たされているのは不安感。それに襲われ自分でどうにかしようとする正義感がそれをカバーし後悔を生み出してしまう




自分が開き直ってもそのカバーで押しつぶされてまた最初からのリスタート




どうしていいものか……



『他人にはね、幸せだと思っても本人はどうかな』


微動だにせず倒れていた近藤がむくりと起きて服に付いた土を払い除けて言葉にした



はっと新八は近藤を見て顔を歪め目線は下に



『神楽ちゃんの事は聞いたよ、新八くんの今の現状はよく分からないけど“幸せは自分自身で掴むもの”なんじゃないかと思うんだ』