春は冬の為に自分の体を捨てた。
それで本当に冬の体調が戻るかどうかなんてわからないのに……。
その優しさを冬にも見せてあげたい・
そう思い、あたしはストラップを冬の手に握らせた。
条件反射なのか、冬はそれを力強く握りしめた。
「春……」
冬が苦しげにつぶやく。
「きっと、大丈夫だから……」
あたしはいなくなってしまった春へ向けてそう言ったのだった。
それで本当に冬の体調が戻るかどうかなんてわからないのに……。
その優しさを冬にも見せてあげたい・
そう思い、あたしはストラップを冬の手に握らせた。
条件反射なのか、冬はそれを力強く握りしめた。
「春……」
冬が苦しげにつぶやく。
「きっと、大丈夫だから……」
あたしはいなくなってしまった春へ向けてそう言ったのだった。



