☆☆☆
そして翌日。
この日は学校が休み日で、楓と2人でバイトに入る最初の日だった。
『ロマン』の仕事を教える側のあたしと、教えてもらう側の楓。
友人同士で先輩後輩という立場になるとは思っていなかったので、あたしは朝から緊張していた。
河田さんは楓の事を気に入っているようだし、難しい業務ではないから心配はしていない。
あたしが先輩としてちゃんと教えられるかどうかが、心配なのだ。
昼までに宿題を終わらせ、ご飯を食べてから楓と合流した。
バイトまではまだ時間があるけれど、初出勤で緊張している楓に呼び出されたのだ。
バイト経験もない楓からすれば、すべてが初めての事なのだ。
約束場所に来た楓の表情は硬かった。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」
近くのファミレスに入り、飲み物だけを注文して目の前に座る楓へ向けてそう言った。
「だって、バイトするのも初めてなんだもん」
いつもの楓らしい明るさはなく、ひっきりなしに手を開いたり閉じたりしている。
そして翌日。
この日は学校が休み日で、楓と2人でバイトに入る最初の日だった。
『ロマン』の仕事を教える側のあたしと、教えてもらう側の楓。
友人同士で先輩後輩という立場になるとは思っていなかったので、あたしは朝から緊張していた。
河田さんは楓の事を気に入っているようだし、難しい業務ではないから心配はしていない。
あたしが先輩としてちゃんと教えられるかどうかが、心配なのだ。
昼までに宿題を終わらせ、ご飯を食べてから楓と合流した。
バイトまではまだ時間があるけれど、初出勤で緊張している楓に呼び出されたのだ。
バイト経験もない楓からすれば、すべてが初めての事なのだ。
約束場所に来た楓の表情は硬かった。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」
近くのファミレスに入り、飲み物だけを注文して目の前に座る楓へ向けてそう言った。
「だって、バイトするのも初めてなんだもん」
いつもの楓らしい明るさはなく、ひっきりなしに手を開いたり閉じたりしている。



