「誰って・・・」 あなたのことですけど・・・・と言葉に出す前に飲み込む。 例のごとくの威圧あふれるオーラをまとっていたからだ。 内心びくつく そうだこの人、不良だった。 「奈夢」 えっなんでこの人私の名前知ってるの!? 頭は混乱して爆発しそうだ。 だって私あの時、名乗ってないよね。 「何びっくりしたような顔してるんだよ。」 低いテノールの声が耳にかすめる。 あっ 何か笑ってる?