ガンっ ドサ 鈍い音はしたのに一向に痛みが来ない。 「?」 不思議に思って かばっていた腕をとき、 恐る恐る目を開けてみると スラッとした体型の黒っぽい服を着た背の高い人が私を背にかばっていた。 「!」 見るとさっきのガラの悪い男が倒れている。 この人がやったの?