「いえねーのかよ」 声色は不機嫌だったがもう最初よりは不機嫌ではない。 むしろ楽しい。 「な、名前ってこないだあったばかりなのにあなたの名前なんて知りませんよ。」 「は?何、その他人行儀。それになんで覚えてんのに名前、知らないってゆうの?」 その他人行儀なたどたどしい敬語はいらつくけど徐々に焦ってくこいつは面白かった。 すると何を思ったのか 「あの、私、最近引っ越してきたばかりで」 「知ってる。優に電話で聞いた。」 優の名前も出した これで気づかないとかどんだけ鈍いんだよ。