サプライズは、パーティーの後で ~恋に落ちた御曹司~




「丸山さん、えっと先日は申し訳ない」


席にいて立ち上がろうとしたら、竜也に呼び止められた。

最近、上手に避けていられたのに。捕まっちゃった。

例によって、何事もタイミングの悪い人だ。



竜也が謝ってきた。いきなり。何の前触れもなく。


ちょっと待って、なんで謝ってるの?


私は、警戒する。


「井上に、丸山さんに頼るなって言われただろう?」

あああ、その件ですか。
よかった。新たな火種じゃなくて。


「出欠の確認は、結局メールで送ったんですから、何も迷惑掛かっていませんよ」
私は、そう言って彼を励ました。


私は、午前中やり損ねた仕事を行い、発送する社内便の振り分けをしていた。


出欠確認のメールも、ぼちぼち返信が来てるはずだ。