「だから、そうじゃなくて。私は、心配してるの」 「何だ?その日あたり生理でも来そうなのか?」 「真裕のバカ!!」 真裕は、私の反応を予測して、突き放そうとして私の手をつかんだ。 「バカはどっちだよ。心配するのはそのくらいでいいって言ってんの、俺は」 分かるか、そんなもん。 「そうもいかないでしょ?」 「何心配してる。言ってみろよ」 彼は、後ろから抱きしめるようにして、私の首筋にキスの攻撃を続けている。